視聴者から
「私の家では、父は納豆を混ぜたらご飯の上にのせてそのまま食べ、母はご飯と納豆を混ぜて食べています。納豆の正しい食べ方を教えてください。」
という投稿が…。

街の人に聞いてみると納豆をめぐり大論争!
そこで、今回は「納豆の正しい食べ方」を全力リサーチします。

■納豆について街の皆さんは…?
50人中45人が納豆を好きと回答。

■納豆の作り方は?
納豆の作り方を知るべく岐阜県美濃加茂市にあるミツカンの納豆工場に潜入!
蒸し煮された大豆に「納豆菌」がふきつけられパックに詰められ、発酵し納豆へと変わるんです。

■納豆のルーツは?
諸説ありますが有力なのが頼朝の先祖・源義家。
義家は後3年の役(1083-87)の際戦が長引き馬のエサである「煮て乾燥させた大豆」が不足し、農民達に急遽大豆を差し出すよう命令。

急いだ農民達がよく冷まさず大豆を俵に詰めたところ、匂いを発し、糸を引いていて、食べてみると美味しく兵士達の食料になったそうです。

■納豆の悩み
(1)フィルムが取りにくい
街の人に聞いてみると、ふたを閉じたままフィルムを引っ張ったり、箸をフィルムの中心におき巻きつけてとる という皆さん独自のとり方が出てきました。

(2)どのくらい混ぜるべきなの!?
この疑問を解決してくれたのは味覚を数値で表すスーパーマシン“味覚センサーレオ”と開発した鈴木隆一さん。

納豆のネバネバには旨み成分が含まれていて混ぜれば混ぜるほどその数値が上がり、最高値は「400回」という結果になりました。

(3)タレは先入れ後入れ?
先に入れると豆同士の摩擦が減り、旨み成分を含むネバネバが出にくくなるため、“混ぜた後”に入れるのが良いという事でした。

■納豆のベストの料理とは?
調査するためにやってきたのは三重県松阪市にある「工場レストラン健食たぬみせ」へ。
ここではサラダやカレー、デザートなど様々な料理に納豆が使われていました。

・街の皆さんにお気に入りの食べ方を聞いてみると…
「納豆+キムチ+チーズ+マヨネーズ」や「納豆+ごま油+トマト」など
様々な組み合わせが出てきました。

■納豆の正しい食べ方は?
管理栄養士のごんだえりさんによると「納豆に含まれる栄養成分“ムチン”と“ナットウキナーゼ”が熱に弱いため栄養面を考えると人肌程度の温度のご飯が良い」という答えが…。

そこで、ごんださんに納豆の栄養がしっかり取れる最強アレンジ術を教えていただきました。

●納豆+しらす干し+のり+かつお節+卵黄
しらす干し…ビタミンDが豊富
のり…納豆に少ないビタミンA・Cを補強
かつお節…発酵食品同士なため相性抜群
卵黄…栄養価が高い

他にも「納豆+白みそ+クルミ+大葉」や
「納豆+チーズ+オリーブオイル+ブロッコリースプラウト」の組み合わせもオススメだそうです。

■納豆嫌いの人にもオススメ!
「納豆+キムチ+新タマネギ」
「納豆+チーズ+のり+万能ネギ」
納豆嫌いの多い理由が「ニオイ」。
キムチやチーズでニオイをやわらげ、栄養面も発酵食品同士のため良いのでオススメです。

■調査結果
BESTな納豆の食べ方は
・箸を回してフィルムを取る
・400回かき混ぜる
・タレは後から入れる
・トッピングはしらす・のり・かつお節・卵黄
という結果になりました。

2017年5月17日(水)放送『ドデスカ!』全力リサーチより