今回の旅の舞台は瀬戸内海の島々を結び、サイクリングコースとしても人気のしまなみ海道。

スタートしたのは広島・因島。

村上水軍が活躍地として知られ、明治以降は造船業が栄えた島。

ウドちゃんが歩き始めた土生地区は商店街などもあり島の中でも中心的な場所。

そんな中、≪お抱え地蔵≫のポスターを見つけ、地元の方に聞いてみると、≪はぶ姫の会≫という商店街の女将さん方で結成された会の方が詳しいということが判明。

普段は閉じられているお堂ですが、ウドちゃんのためにと≪はぶ姫の会≫の女将さんから女将さんへと数珠つなぎをしてもらい、実際に拝見させてもらえることができました。

島の高台にある因島公園は景色が最高と町の方に聞き、絶景好きのウドちゃんとしては外せない場所。

商店街から見上げる天狗山にある展望台は、標高207mの場所。

実際に行ってみると、本州側も四国側も見渡すことのできる大パノラマ!

数多くの島々も見渡すことができ、瀬戸内海の雄大さを実感したウドちゃんでした。

商店街に戻り向かったのは、戦後まもなくに創業したという「児玉製パン所」。

昔から島の造船会社にパンを納入していて、島の名物となっている。創業当時からあるという“ねじパン”は今でも一番人気!

島の人だけではなく、観光客も買い求めにくる。「中尾彬さんの首に巻いている形ですね」と“ねじパン”を見ていったウドちゃん、さっそくいただくと、「うまいっ!」と一言。

昔ながらの揚げパンで、砂糖がまわりにまぶしてある。島の名物を堪能しました。

「児玉製パン所」の“ねじパン”が昔からの名物なら、ここ数年で誕生したのが「一色商店」の“おさかなバーガー”。

「一色商店」は100年ほど続く老舗の魚屋さんで、瀬戸内海で獲れる太刀魚を目玉に!

パンは「児玉製パン所」の物を使用し、揚げたての太刀魚のフライに自家製のタルタルソースをトッピング!

出来立てをいただくウドちゃん、因島の新旧の名物のはしごに大満足でした。

因島の隣の生口島までサイクリングを楽しもうと考えていたウドちゃんでしたが、そのタイミングで、なんと雨が。

残念ですがタクシーでお隣の生口島へ行くことに。

二つの島を結ぶ生口橋は約700mと短い方ですが、車内から見える瀬戸内海の景色も絶景!

今度はサイクリングで渡りたいと思わせるほどでした。

運転手さんに生口島のおすすめを聞くと、≪耕三寺≫を勧められました。

しまなみ海道の中でも若い女性や外国人の方が多く訪れる場所らしい。

実際に行ってみると、山門からすでにビックリ!

極彩色の豪華な造りで、五重塔や本堂へと進んで行くにつれ、あまりのすごさに圧倒されてしまうウドちゃん。

そして境内の一番奥は、≪未来心の丘≫と呼ばれる、大理石の庭園。

見える場所がすべて大理石という光景に「こんなに大理石を、いままで見たことない」と、これまた感動!

瀬戸内海の青空と大理石の白さのコントラストが、地中海の島のように見えると、最近SNSで話題となり、数多くの女性やカップルが撮影に夢中になっているんです。

想像もしていなかった光景に、まだまだしまなみ海道を楽しみたいと誓うウドちゃんでした。

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2018年4月7日(土)放送『ウドちゃんの旅してゴメン』より