寒い季節、お風呂で体をゆっくり温めたいですね♪
シャワーは洗浄してきれいにする効果はありますが、お風呂につかると健康や美容に効果的な要素がたくさんあるってご存知ですか?

お風呂パワーには、どんな効果があるのか、医学博士の伊藤要子さんに教えていただきました。
ところで、お風呂に入ると思わず「ほっ」が出ることありませんか。

これは、温熱作用・浮力・静水圧により血行やリンパの流れが良くなり、リラックスして横隔膜が上がることで、あたたかい空気がほっと自然に出るんです。この“ほっと感”がお風呂の醍醐味♪

ところで、何度のお風呂にどのくらい入りますか?

そのままリラックスして眠る場合と何かする事がある場合とでは、お湯の温度も時間も変えた方がいいんです。

40℃のお湯は自律神経の副交感神経が優位になってリラックスできます。20分ほど、ゆっくり入ると体の芯まで温まります。就寝前に入る時は、こちらがオススメです。

逆にお風呂の後にする事がある時は、42℃のお湯で6分ほど入りましょう。自律神経の交感神経が優位になって、シャキッとします。

ちなみに、 “カラスの行水” で熱いお湯に短く入るのは、全身があたたまったと錯覚しますが、体の芯まではあたたまっていないので、冬におススメできません。

さらに、健康・美肌効果・ダイエットに効果的な入り方もあるんです!

その名も「ヒートショックプロテイン入浴法=HSP入浴法」!

ヒートショックプロテインは、紫外線や細菌・疲労などで傷ついた細胞を修復して体を元気にしてくれるタンパク質です。体温上昇でHSPが増えます。

全身の細胞からHSPを作り出すために41℃のお湯に15分と長めに入浴します。

大量の汗がでるので、水分補給をしてくださいね♪

冷えるとHSPが減少するので、水分はタオルでしっかり拭き取って、あたたかい服装で10分間休憩してください。この間にHSPが増えています♪

入浴後、2日後をピークに徐々にHSPが減り始めますので、週2回この入浴法をするのがオススメです。

肌の代謝も良くなり、低体温が改善されてダイエット効果もあるなんて夢のような入浴法ですね。
家で手軽にできるので、すぐにでも試してみたくなりますね♪

この他にも冬のお風呂情報が『ドデスカ!』の「女子ハピ」 で、まとめて見ることができます。
最新の楽しいお風呂グッズもご紹介しています。

2018年11月26日(月)放送『ドデスカ!』
「女子ハピ」より