愛知・南知多町「内海海水浴場」に巨大アートが出現!
今回の「マチQ」は、特別編として愛知・南知多町の「内海海水浴場」から中継でお届けします!
名古屋から車でおよそ1時間。内海海水浴場は、日本の渚100選にも選ばれている名所であり、「夏といえば内海!」という方も多いのではないでしょうか。
実は、7月16日から8月下旬まで、「メ〜テレ60周年 内海砂まつり2022」が開催されます。イベントに合わせて、内海海水浴場にスペシャルなオブジェが登場しました!
こちらの迫力満点なオブジェは、なんと砂で作られています!高さおよそ3m、横幅は5mにも及ぶこの巨大な砂像。身長160cmの小松﨑花菜アナウンサーと比べると、その大きさがよくわかりますね。バスケットボールのゴールの高さがおよそ3mなので、それと同じくらいの高さがあることになります。
この砂像は、製作時間およそ80時間、1日10時間の作業を8日間も続けて作られたとのこと。それでは、製作者である砂像彫刻家の保坂俊彦さんにお話を伺いましょう。
保坂さんは、砂像彫刻の世界大会で優勝した実績を持つ彫刻家です。
「海をテーマにした、“海の女神”という作品です。女神の周りには、内海にいる生き物を作りました」と語る保坂さん。
像の頂上には、海の女神がはっきりとかたどられています。そして、女神の周りをよく見ると、カニやエビ、ジンベエザメなど、内海をイメージできる生き物が表現されていますね!さらに、その上には保坂さんが内海の市場で見つけたスズキが彫られているなど、非常にユニークな作品に仕上がっています。
「連日の暑さで砂がすぐに乾燥してしまった。乾燥する前に作るのが大変でした」と振り返る保坂さん。内海の砂は、非常にキメが細かく綺麗な砂だったんだそう!
細かくサラサラした砂でここまでの作品を仕上げるのは、非常に骨の折れる作業だったことでしょう。
巨大砂像が形を保てる期間はどのくらい?
ここで、保坂さんからクイズです!
砂像が形を保っていられる期間は、次のA・Bのうちどちらでしょうか?
A.1カ月ほど B.半年ほど
それでは、スタジオの解答を見ていきましょう。
金曜レギュラーの森永卓郎さんは、Bの「半年ほど」を選択。固めるための特別なスプレーをかけているのでは、と予想しました。
一方、はるな愛さんはAの「1カ月ほど」を選択。天候や波で崩れてしまうのでは、との意見でした。「保坂さんがかっこいい!」と、オブジェだけでなく保坂さんにも釘付けの様子。
視聴者の皆さんの解答は、Aが80%、Bが20%と大きく開きがある結果になりました。
果たして、気になる正解はどちらでしょうか?
正解は、Bの「半年ほど」でした!皆さん、意外な答えだったのではないでしょうか?
実は、半年間形をキープするために、砂像の上から、水と糊が入ったスプレーをかけ、コーティングするんだそう。スプレーをかけないと、乾燥してすぐに崩れてしまうんだとか。
最近は大雨が降る日も多く、海沿いなので風が強く吹くこともあります。保坂さんによると、作品ができてからも何度か豪雨があったそうですが、コーティングのおかげで無傷で済んだそうです。コーティングの力、恐るべし!
内海砂まつりの魅力は砂像だけではない?巨大砂絵にも注目!
実は、保坂さんが作っているのは砂像だけではありません。砂像のお隣にある砂絵も、保坂さんが作成しています。こちらも保坂さんの技量が光る作品に仕上がりそうですね。お披露目に間に合うように、製作のラストスパートに入っているとのことです。
夏の名所である内海海水浴場で、ひときわ存在感を放つ砂のオブジェ。7月16日から8月下旬まで、内海海水浴場では「メ〜テレ60周年 内海砂まつり2022」が開催されます。イベントに訪れる際は、ぜひ迫力満点の砂像にも注目してみてください!保坂さん渾身の巨大なオブジェはもちろん、砂絵の全貌も見に、足を運んでみてはいかがでしょうか♪