碧南市あるある①市民はみんな明石公園に行く!大人気スポットの秘密とは!?
今回の「あらゆるサーチ」は、東海3県の地元あるある第32弾 in 愛知・碧南市!愛知県南部に位置する碧南市は、約7万人が暮らし、醸造業で古くから栄えた街です。「白しょうゆ」や「白だし」発祥の地として知られています。
碧南市のあるあるを調査すると、まずは「明石公園にちっちゃい子が遊ぶところがある」という情報が!「市民はみんな明石公園に行きます」とのことです。どうやら、かなりの遊具がある公園なんだとか。
早速、愛知・碧南市の明石公園へ行ってみました。確かに大きめの遊具はありますが、一見普通の公園のようです。しかし、公園の奥に進んでみると、なんと巨大な観覧車が!実は、明石公園は遊園地のような場所なのです。
園内には、1歳から乗れるゴーカートや、3歳から乗れるジェットコースターなど、小さな子どもが楽しめる遊具がたくさん!多治見から来たという親子連れに聞いてみると、「激安遊園地のサイトに載っていた」そうです。
明石公園は、駐車場・入園料が無料、乗り物はすべて1回100円と、お財布に優しい遊園地として人気の、碧南が誇る観光スポットなのです!親子連れに嬉しいスポットですね。
今年で開園33年目。最近では、キッチンカーの導入やプールの設置、さらに、スタッフ総出で電飾をつけてナイト営業もしているそう!さまざまな工夫で、最近利用者が急増中なのです。
明石公園の黒柳健園長は「目指すはナガシマでしょうな」とコメント。今後、もっと注目されること間違いなしです!
碧南市あるある②給食には絶対にんじん!人気の給食メニューも!
続いて、若い世代から多く出た”あるある”が「にんじん」です。ある学生は、東京に行ったおねえちゃんが「東京のにんじんは食べられない」と言っていたそう。「給食には毎回絶対出ると決まっている」との声もありました。
碧南市は、愛知県の約7割のにんじんを出荷しており、ブランド品種「へきなん美人」もある、にんじんで有名な街なのです。愛知・碧南市の日進小学校に行ってみると、この日の給食にもしっかりにんじんが。子どもたちはみんなにんじんが大好きなようで、美味しそうににんじんを食べていました!
特に給食で愛されるにんじんの献立は、「碧南どんぶり」だそうです。「親子丼ににんじんがいっぱい入ってる」とのこと。実は、碧南どんぶりを提供しているお店はなく、給食だけの超ローカルグルメなのです!一体どんな味なのか、気になりますね。
ということで、碧南どんぶりを作ってみました!まず、にんじん・たまねぎ・とり肉・エビを炒めます。それを和風だしなどで煮て、溶き卵を入れます。卵で閉じれば、碧南丼の完成です!簡単に作れて美味しそうですね。
早速食べてみると、「にんじんの甘みがたっぷり出た親子丼」とのこと。「にんじんが入ることで食感も楽しめます」と、にんじんの魅力を活かした「ぜいたくな親子丼」のようです!
碧南市あるある③ 恐怖の餅投げに市民が熱狂!?激しすぎる秋祭りに密着!
次に、公園にいたお父さんに”あるある”を聞いてみると「碧南といえば餅投げが有名」との情報が!餅を投げる一見楽しそうなイベントですが、どうやら人がすごくいっぱいで、怖いイベントとのこと。
餅投げといえば、一般的には建物の上棟式などでお餅をまく平和な行事です。一方、碧南の餅投げは愛知・碧南市の中山神明社で行われます。中山神明社を訪れてみると、すごく大きな櫓がたっていました。
その大きさは、高さ約5m、横約13m!碧南の餅投げは、厄年の男性が櫓の上から餅を投げて厄を落とす神事です。
お餅には「◯等」という紙が貼ってあり、櫓の下でみんなが拾って景品と交換するのだとか!1年分くらいのティッシュやゲーム・テレビなど、嬉しい景品もあるようです。この日行われた餅投げでは、マッサージチェアに電動自転車、65型液晶テレビが2台と、かなり豪華な景品が用意されていました!この景品を巡り、市民は大興奮!
ただし、餅投げの伝統を守るための決まり事もあるよう。中山神明社 宮司の守田礼二さんによると、「地元の方だと、良い景品が当たるとたくさんの厄をいただいたと捉えて、厄年の方に祝儀を持ってくるという風習もある」そうです。「地域の氏子さんのお祭りなので、氏子の方に還元していただくべく行っていただきたい」とコメントしています。
碧南の餅投げは、地元の人が参加し、厄年を迎えた時に地元に還元する、そうして続いてきた神事なのですね。
今年は事前に整理券を配布し、人数を制限して、子ども・女性・男性と分けて開催されました。餅をキャッチしやすい特製の袋を作ってきた人や、ヘルメットで頭をガードする人、抱っこひもを持った人も!皆さん、思い思いの作戦で餅投げに挑みます
午後2時30分、雨の降る中餅投げスタート!びしょ濡れになりながら、市民は餅集めに大熱狂!必死に餅を集めること約30分、午後3時に餅投げが終了しました。ティッシュ40個を手に入れた方や、大きなクッションを手に入れた方も。「おもしろかった」と市民の皆さんは大満足のようです。
親子連れに嬉しいスポットに、市民が愛するにんじんを使った給食限定グルメ、激しすぎる餅投げと、碧南市にはたくさんの見どころがありました!碧南市ならではの魅力が伝わってきましたね。皆さんも、今回紹介した地元あるあるを確かめに、碧南市を訪れてみてはいかがでしょうか♪