2017年4月7日(金)放送『スポケン』より
去年チームトップの73打点、得点圏打率.353と抜群の勝負強さを発揮したドラゴンズ・平田良介
「日本球界のトップに立てる選手になりたい」
さらなる高みを目指し、今年掲げたテーマ、それは・・・
「進化の一つとして飛距離を伸ばしたい」
いかにしたらボールを遠くに飛ばすことができるのか?
悩める平田が2月の沖縄キャンプ中に指導を仰いだのが土井打撃コーチだった
現役時代、通算465本のホームランを放ち
球界を代表するスラッガーとして名をはせた土井正博
引退後は、主に西武の打撃コーチを務め中島宏之や6度のホームラン王・中村剛也など数々の名バッターを育てあげた
そんな名伯楽が平田に伝授したのがボールにより力を伝えるための「腕の使い方」
平田の腹にこぶしを当て最も腕に力が入るポイントはどこなのか?
自ら実践して説明していく
去年と今年のフォームで異なるのが、打ちにいくまでの手の入り方とボールをとらえるポイントの位置
去年のフォームではバットの軌道が上からでていてミートポイントが前になっている
今年の場合は、はやく右腕を落としバットを横から出す事で去年よりも自分に近い位置でボールをとらえている
ボールを引き付けることで、より力が伝わり
飛距離アップへとつながるという
さらに平田が成績を伸ばしたいと思っているのがライト方向へのホームランだ。
逆方向へホームランを打つ場合に必要とされるのがボールを押し込む技術
今年、取り組んでいるフォームでもインパクトする瞬間まで右肘が曲がっているのでよりボールを押し込むことができるようになった
去年、14本中3本だった逆方向へのホームランの数が増えさえすれば目標に掲げている年間30本へ大きく近づくのだ
「あれをものにすれば僕も超一流選手になれると思います」
日本を代表するバッターたちに少しでも追いつくため、いま超一流を目指す平田
最後にこんな質問を投げかけてみた
一流に超がつく、つかない差はいったい何?
「1軍でプレーしている選手は一流だと思っている
その中で群を抜く活躍をする選手が超一流です」
今シーズン目指すは30本塁打100打点
この目標を達成したとき平田良介は、超一流へとまた一歩近づく