映画「半世界」主演の稲垣吾郎さんと阪本順治監督を直撃!!山田美保子さんとお話を伺いました。
役作りをする上でのこだわりや南伊勢町での撮影の思い出、長谷川博己さんら共演者とのエピソードなどたっぷりと語ってくれました。
吾郎さん演じる絋は、仕事や家庭、「日常」に葛藤する市井の男。演じる上で意識したのは、「取り付けていく」ことではなく「削ぎ落としていく」ことだったそうで、吾郎さん自身も見たことのない自分に出会えたと話しています。炭焼き職人として「生きる」稲垣吾郎さんが、スクリーンの中に存在しています。
そしてグッときたのは、今作のテーマ。吾郎さん演じる絋をはじめ、登場人物はみんな「普通」の人。阪本監督は、「映画やドラマでは、ひと握りの凄い人を描くことが多い。今回は、そうではない人たちの生活を描きたかった」と話しています。
「人生の半分を生き、どこへ折り返していくのか」40歳を一つの折り返しと捉えたとき、「40歳までを」あるいは「40歳からを」自分自身はどのように生きていくべきなのか。観る人それぞれの年齢や立場のなかで感じ方や考え方が変わるであろう作品であり、一方で、誰もが共通して、「今、この時」を大切に生きなければいけないと感じる作品だと感じました。
舞台となった三重県南伊勢町の海や山といった自然も、物語を美しく繊細に彩っています。ご覧になった多くの方と感想を語り合いたい作品です。
先日は、ドラマ「ハケン占い師アタル」の撮影現場に潜入取材!主人公アタルを演じる、杉咲花さんを直撃しました!間宮祥太朗さんや志尊淳さん、小澤征悦さんや及川光博さんなど共演者の裏側も!?撮影現場でのエピソードを明かしてくれました。
インタビューの模様は、28日(木)の「ドデスカ!」で放送予定です。お楽しみに!
2019年2月21日(木)上坂嵩アナのブログより