定時制高校を舞台に、大人の青春を描く連続ドラマ「ワンモア」（月曜深夜０時１５分）が４月から放送スタートしました。
アイドルグループの「A.B.C-Z」の５人に、あえてこれまでのイメージとは正反対のキャラクターを「逆当て書き」の形で演じて頂きました。
登場するキャラクターは全員、過去に抱えた問題から今も脱せずにいます。一生懸命生きているのに、なぜかうまくいかない。そんな５人が、様々な事情から３０代になってまなびやで出会い、互いに影響し合いながら再起していく物語です。
脚本を開発するため、メインスタッフで実際に定時制高校を事前取材しました。近年は生徒数が減り、１学年１クラスであることや東南アジアからの生徒が多いこと、夜間のため授業開始のチャイムが鳴らないことなど、劇中に取材が反映されています。
そして、全ての回で、「大人が○○して何が悪い！」というテーマを持たせました。大人が演じる学園ドラマだからこそ描ける、全ての大人たちへのエールを込めています。
くしくもコロナ禍でお届けする物語だからこそ、視聴者の皆さんの背中を少しでも押せたらと願っています。俳優A.B.C-Zの素晴らしい演技に是非ご注目ください。
（企画・プロデュース 服部保彦）
※朝日新聞名古屋本社版 2021年4月7日掲載『教えて！ウルフィ』／「A.B.C-Zと定時制」
番組HP
