松阪市の小中学生グループが、ある競技大会で日本一に！
今週の「マチQ」は、三重県松阪市。松阪市には、去年ある大会で日本一に輝いた3人の小中学生がいるんです。何の日本一かというと…
それは、エアロビクス！踊っているのは市内の小中学校に通う川北紗羽さん（小6）と北川真帆さん（中2）、そして西村梨央さん（小6）のチーム「AK Aero Challenger」。週に3回、市内のダンス教室に通っている3人は、去年9月に開かれた「全国こどもチャレンジカップ」エアロビクス部門にエントリーしました。
一番年上の北川真帆さんは、中学校で卓球部のキャプテンも務めながら練習に励んだと言います。部活から帰ってきて、ご飯を食べるまでの間を毎日練習したとのこと。素晴らしい努力家ですね。
そして地方予選を勝ち抜いた10組の中、動画審査で優勝し、日本一に輝いたのです。このことについて3人は、それぞれ笑顔で次のように話してくれました。
・北川真帆さん「すごくうれしい気持ちで、やった～っていう感じ」
・西村梨央さん「めっちゃびっくりしました。家で叫びました」
・川北紗羽さん「3人が合わないところも合わせて頑張って練習したので、1位を取れてすごくうれしかったです」
取り組んできた努力が結果に繋がり、喜びの気持ちが伝わってきます。
全国優勝のために強化したこととは？
初めての全国優勝。動きを揃えるため、何度も何度も練習したそうですが…ここでクイズです！
3人が全国大会で優勝するために、強化したことは何でしょうか！？
A.大きな声出し B.姿勢をよくする
今回、コメンテーターの美保子さんと井戸田さんはオンラインで参加。このクイズは、一斉に札を挙げて回答しました。すると美保子さんはA「大きな声出し」、井戸田さんはB「姿勢をよくする」で回答が分かれる結果に。美保子さんはAと回答した理由について、「やはり今はマスクしているので、大きい声を出さないと気合も入らないし揃いづらいのではないか」と話します。これに対して井戸田さんは、「美しさを競うところもあると思うので、最近は寒いですし、若い女の子は基本みんな猫背なので」と考察。どちらの意見にも説得力があります。
公式ツイッターでの回答結果はAの「大きな声出し」が38％で少数。Bの「姿勢をよくする」が62％で多数となりました。どちらもあり得そうですが、正解はどちらなのでしょうか。
スタッフも挑戦！実際に取り組んできた内容は…！？
正解は、井戸田さんの回答したBの「姿勢をよくする」でした！
美しい姿勢を身につけるためには、体幹がとても大切。体幹トレーニングを重ねた結果、ポーズをビシッと決められるようになったそうです。どんなトレーニングをやってきたかというと…
足をつけずにバランスボールに座ってダンス！3人は満面の笑みで踊っていますが、ドデスカのスタッフも挑戦してみると…すぐ転倒。3人には安定感がありますが、足を離した状態でバランスを取るのはかなり難しいんです。日本一に輝いた栄光の裏には、美しい姿勢を身につけるための努力がありました。
バランスボールを使った見事なトレーニングについて、正解した井戸田さんは「凄いね、なかなかできないですよ」とコメント。一方で挑戦したスタッフに対しては「もう少し派手に転ぶとさらにいいなと思いました」と指摘も飛び出し、会場に笑いが起こりました。
新体操を13年間やっているアナウンサーの小松崎さんは、なんと実際にこのトレーニングを毎晩やっていたとのこと。しかし足を離すことはできても、その上で踊る、かつ笑顔ではなかなかできないと驚いていました。そして美保子さんは、「私もバランスボールの上でパプリカを踊りたいと思う」と目標設定。姿勢が気になる方は、ぜひ取り組んでみてはいかがでしょうか。
3人は学生ですから、勉強しながらエアロビをやっています。授業中も素晴らしい姿勢で授業を聞いている姿が想像できますね。日本一という結果は、日々積み重ねてきた努力のたまものと言えそうです。
ちなみに川北紗羽さんは、個人のヒップホップでも全国で準優勝しています。去年はコロナで動画応募となりましたが、今年は対面で演技を見てもらって結果を残したいと話す3人。今後の活躍に、ぜひ注目しましょう！
