Z世代が沸く平成文化を大調査!プリントシールにキーホルダーがリバイバル!?
今回の「あらゆるサーチ」は、「Z世代が沸く!平成リバイバルを大調査」をお届けします。いまZ世代を夢中にしているのが、平成ブーム。平成初期〜中期ごろに流行ったファッションなどが令和のZ世代に人気になっている現象です。
そんな「平成文化」を、名古屋のZ世代に聞き込み!すると、当時とちょっと違った形で取り入れられていました!そこで、平成リバイバルギャップ度ランキングを作成。
まずは、ギャップ度第5位「プリントシールは貼らない」。今でも女子高生たちに大人気のプリントシール。名古屋・オアシス21の「girls mignon(ガールズ ミニョン)」では、多くのZ世代が青春を謳歌していました!
青春時代に平成カルチャー経験した20代後半〜40代のミレニアル世代のプリントシール事情といえば、大量のシールをプリ帳に貼ったり、携帯電話の裏に貼ったり、といった方も多いのではないでしょうか。そんな平成文化が、Z世代(10歳前後〜20代前半)にはデータ化でリバイバル!プリントシールは貼るものではなく、データで取得するものなのですね。
さらに、「ギャル文字かわいい、暗号みたいで!」「ギャル語が新鮮」と、ギャル語・ギャル文字ブームも再燃しているようで、平成ギャルが使っていた「ズッ友」や「愛羅武勇」などが、Z世代に再び使われるように!
フリュー株式会社の疋田裕貴さんは「楽しみ方を見ると最近平成リバイバルを感じることが多いが、余白が埋まるほど落書きを書き込んだり、『ズッ友』など平成時代に流行ったキーワードで平成の雰囲気を楽しんでいる」とコメントしています。そんな現象から、「平成ギャルスペシャルモード」(現在は終了)という、平成風の仕上がりでプリントシールを楽しめるものも存在していました!
ギャップ度第4位は「大量のキーホルダーをスクールバッグに」です!ミレニアル世代のキーホルダー事情を聞くと、大量のキーホルダーを携帯にぶら下げていたという声が。
「携帯より大きかった!」
「お付き合いしてた彼が UFOキャッチャーで取ってくれたぬいぐるみに、頭に無理やり穴あけて下げる人でした。」
このように、大量のキーホルダーを携帯にぶら下げていたというミレニアル世代。それがリバイバルし、令和のZ世代はスクールバッグにつけているのです!
「なぜスクールバッグにつける?」と聞いてみると、「ギャルっぽいから」「少しでも学校生活の中でギャルになれれば」とのこと。大量のキーホルダーはギャルの証で、スマホにはつけづらいのでスクールバッグにつけていました!
ちなみに、大量のキーホルダーをつけるため、登山などで使われる「カラビナ」は必須アイテムだそう。人気を受けて、三重・四日市市「ドン・キホーテ アピタ四日市店」には、カラビナコーナーがありました!
ルーズソックスに90年代ソングと、懐かしい平成ブームが再燃!
ギャップ度第3位は「ルーズソックスはカラフルに」!
Z世代にルーズソックスを持っているか聞いてみると、62人中48人、およそ8割が持っていると回答!そんなルーズソックス、平成時代は白色一択でしたが「紫とかカラフルなルーズソックスも流行っている」そうです。
若者に人気のお店、名古屋・中区のWEGO大須店には、カラフルなルーズソックスが!
WEGO大須店の川村瑠捺さんによると、「ルーズソックスめっちゃ売れてます」とのこと。「スタイルがめっちゃよく見えるので私服にルーズソックスも多い。各々の色合いを楽しむ方が多い。」そうです!制服に合わせるものだったルーズソックスが、私服でもファッションの一部に取り入れられているのですね。
ギャップ度第2位は「90年代ソングは踊る曲」!90年代の大ヒットソング、PUFFYの愛のしるしや、広瀬香美さんのロマンスの神様などが、Z世代に大人気なのです。この90年代ソングで、TikTokで踊る動画を発信するZ世代が急増中!
一度聴いたら耳から離れないサウンドに、親の影響という理由でブームになっていました。確かに、思わず踊りたくなるような印象に残るサウンドですよね。
しかし、もともと誰の歌なのかわからないよう。PUFFYの読み方がわからない高校生や、広瀬香美の名前を「コウセヒロミ」と間違えている高校生もいました。それでも、名曲はどの時代でも人々を魅了するのですね!
ルーズソックスは履くだけではない!?栄えある第1位を発表!
栄えあるギャップ度第1位は、「ルーズソックスが腕に」!またもやルーズソックスですが、腕にルーズソックスとはどういうことなのでしょう。
WEGO大須店の川村瑠捺さんによると「アームカバーもルーズソックスと同じくらい売れています」とのこと。ルーズソックの“くしゅくしゅ”がかわいくて流行った結果、同じように“くしゅくしゅ”するアームカバーも大流行したようです!アームカバーは特に今年のイチオシだそう。
先ほどご紹介した、カラフルなルーズソックスが売られていたWEGO大須店には、カラフルなアームカバーも!さらに、2WAYと書かれた商品もありました。アームカバーを履くとルーズソックス風になるという画期的なアイテムです!
この着こなしをミレニアル世代に見てもらうと、「手洗えないから無理・・・」「自分はできないけどかわいいと思う」という声や、日焼け防止のアームカバーを使用している方からは「Z世代に寄せていっているみたいで夏恥ずかしかった」という声が寄せられました。確かに日焼け防止のイメージが強いアームカバーですが、Z世代にとってファッションアイテムの一部なのですね!
プリントシールに大量のキーホルダー、ルーズソックスに懐かしい90年代ソングと、平成時代に流行したものたちが、形を変えてZ世代を魅了していました!皆さんの青春を彩ったものたちが、これから再び人気になるかもしれませんね♪