全国で園芸教室やガーデンショーを行いガーデニングの本も出版するグリーンスタイリスト 古橋くみ子さん。
この春始めるのにぴったりな「家庭菜園」入門編を紹介してくれました。
■栽培キット
ハーブ類をはじめニンジン・大根など様々な種類がある栽培キット。
基本的に土・種・肥料がセットになっていて水さえあれば始められます。キッチンやオフィスなど室内で育てられるものも多いんですよ。
ファミリーマートで販売されている「育てるサラダ」は4月4日にパクチー、ミニトマトなど新たな商品が追加された話題の栽培キット。
中には圧縮された土と種、肥料が入っていています。
収穫までの説明書もついていて初めての人でも安心。
さらにデアゴスティーニから発売中の栽培キットはLEDライトで野菜を育てる最新型。
室内でも安定して野菜がモリモリ育つんです。
■リボベジ
野菜の根っこなどを再生させる「リボベジ」こと「リボーンベジタブル」。
キッチンの明るいところで水をこまめにかえ育てましょう。
特にオススメの野菜はクレソン。
クレソンは茎自体から根っこが生えていて1本から複数「リボベジ」でき、それが成長したらまた複数「リボベジ」できるのでうまく育てれば収穫量を増やせるんです。
茎だけだと再生に時間がかかるので、葉っぱを残して「リボベジ」するのがポイントです。
■袋栽培
袋の活用で家庭菜園が手軽にできるんです。
作り方は倒れないように底を粘着テープでとめ、ひっくり返し上の部分をはさみで開けます。底の部分に水切り用の穴を20か所ほど開ければ完成。
今の季節 栽培するのにオススメなのはショウガです。
また袋栽培は料理の保存袋でも同じ作り方でできます。
ただ光が通る袋は土の温度が上がりよくないので、「レジャーシート」などを巻いて光が通らないようにしましょう。
小さい袋栽培で育てるのにオススメの野菜はパクチーです。
■コンパニオンプランツ
違う種類の野菜や花を同じ場所で育てる「コンパニオンプランツ」はお互いの成長を助けたり、虫を付きにくくすることができるんです。
人気の野菜「ミニトマト」にオススメのコンパニオンプランツは余分な水分を吸収してくれるバジルと香りで虫を付きにくくするマリーゴールド。
ミニトマトは根を深く張るので深めのプランターを用意し鉢底石を入れ、培養土を6分目まで入れ肥料を混ぜます。
肥料は土1Lに対し4gが目安であとは苗を植えたら完成。
今植えれば2カ月ほどで収穫できますよ。
2017年4月24日(月)放送『ドデスカ!』女子ハピより