2019年のプロ野球開幕までちょうど二週間となりました。今年もいよいよプロ野球の季節がやってきます!!
おととい(13日)の阪神とのオープン戦では、ついにドラフト1位ルーキー・根尾昂選手が一軍に合流。即途中出場を果たしました。そんな根尾選手の初めてのナゴヤドームでの試合前練習、取材に行ってきました。2時間の練習の中でも、根尾選手らしい小さな気遣い、律義さが垣間見えました。
小さな気遣い。選手たちは走塁練習のとき、二塁にスライディングをします。その後立ち上がり、三塁へと走っていくのですが、根尾選手がスライディングをした直後にとった行動は「自分がスライディングをした場所の整地」。たしかに少しでも土が削れていたりするとイレギュラーをしたり、他の選手がつまずいてしまう恐れもあります。しかし、そんなことをしている選手をこれまで見たことがなかったため、根尾選手の気遣いに驚かされました。
そして律義さ。ナゴヤドームのベンチの通路には選手が飲むためのドリンクが置かれています。
自分で紙コップに注いで飲み、紙コップはゴミ箱へ。当たり前ですが、選手たちはきちんとゴミ箱に捨てていきます。そんな中、根尾選手はというとゴミ箱に普通にポイと捨てるのではなく、紙コップを「そっとゴミ箱の中に置いた」のです。なんという律義さ!驚きを通り越し、感動してしまいました。
大阪桐蔭高校野球部時代、西谷監督に「根尾さん」と呼ばれていた理由がわかった気がしました。
初のオープン戦は途中出場で1打数ノーヒットといきなり結果を残すことはできませんでしたが、根尾選手の日頃の行いを“野球の神様”は見ているはずです。きっと遠くない未来、プレーで私たちを感動させてくれることを信じています。
2019年3月15日(金)竹田基起アナのブログより