先日「UP!」の中継と特集の取材で
飛騨市古川町の「三寺まいり」に
行ってきました!
200年以上続いている地元の伝統行事で、
毎年1月15日の夜に
親鸞聖人のご遺徳を偲んで
その名の通り三つの寺をお参りします。
まず目に入るのが、
通りに並ぶ雪で出来た
「巨大ろうそく」!
ドーン、ドーンと至る所で
そびえ立っています!
![画像: 2mある巨大雪像ろうそく!167cmの私も珍しく小さく見えます!](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783114/rc/2018/01/26/25ddb87824418ebf09e984e7d8dd486b792d7f99_xlarge.jpg)
2mある巨大雪像ろうそく!167cmの私も珍しく小さく見えます!
ろうそくの灯りは、川沿いにも…。
「千本ろうそく」と呼ばれるもので、
願いや感謝の気持ちを込めて
赤と白の「和ろうそく」を奉納します。
![画像: 今度は「赤」のろうそくを灯すぞ!](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783114/rc/2018/01/26/c049243108de4457737902fa9580dbfc6bb6f22a_xlarge.jpg)
今度は「赤」のろうそくを灯すぞ!
近年は縁結びのイベントとして、
恋愛成就の祈願が「白」、
お礼参りは「赤」のろうそくを
灯すんだとか…。
私も奉納させて頂きました!
勿論、白い方を…(笑)
「三寺まいり」に欠かせない「ろうそく」。
きっかけとなったのは、
三つの寺に毎年奉納される
大きな「和ろうそく」です。
「1年に1回、みんなが拝む特別な炎だから」
と古川で230年続く和ろうそく店、
7代目の三嶋順二さんが
心を込めて作り続けています。
伝統の技が作り出すその炎は
風が吹いても消えにくく、
踊るように燃えるのが特徴です。
激しく揺れて燃える様は、
まるで生きているかのよう…
不思議な魅力を放っていて、
見ているだけで自然と心が落ち着きました。
和ろうそくの炎、本堂の厳かな雰囲気…
手を合わせる度に
少しずつ自分自身を静観する事ができ、
3つ目の寺では、
おのずと感謝の気持ちが湧いていたから
不思議です。
ずーっと続いてほしい、
日本が誇る「心」の伝統行事だな
と感じました!
![画像: 石神愛子 三寺まいり](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783114/rc/2018/01/26/299124e857f01149a7ab8dcf5a8534e11d690c51_xlarge.jpg)
来年も1月15日の夜に開催されます。
優しい和ろうそくの灯りと、
古川の情緒溢れる雪景色に
きっと心癒されるはずですよ…!!
2018年1月26日(金)
石神愛子アナのブログより