調理法などを変えるだけで、摂取できる栄養の量が変わる⁈
前回の放送では、大根やジャガイモ、玉ねぎやニラの調理法をご紹介しました。
さて今回は、体にいいと思って取っているものが実は…というお話です。
お昼によく見るメニューですが、かなり栄養を損しているようなんです。
犯人はノンオイルドレッシング!
ニンジンやブロッコリー等の緑黄色野菜に多く含まれるβ-カロテンは油と一緒に取らないと吸収率が低下してしまいます。
実は8%くらいしか吸収されず、90%以上の栄養を捨てています!!
油と一緒だと5~7割は取れますので、全く違いますね。
ドレッシングをノンオイルにする場合は油分のある揚げ物などの料理をプラスすればOKです♪
体に良いイメージのゴマ。
こちらも食べ方によっては、大損している可能性があります。
ゴマを食べる時、どうしていますか?
体にいいと思って、たっぷりかけても…
実はそのままだと栄養はゼロなんです!!
消化吸収するためには、すりゴマにしましょう!
ゴマの栄養をたくさん取れる簡単レシピをご紹介します。
材料はイカと生姜じょうゆとすりゴマ。
皮つきのイカを輪切りにします。
中火でサッと炒めて、生姜としょうゆを混ぜ合わせたものをかけます。
火を止めてからすりゴマをかけたら出来上がり!
生姜がガツンときたところに、ゴマの香ばしさが重なり合って、おいしくいただけます。
ごはんにもお酒にも合いそうですね。
疲れもとれて、明日から元気になれそうな一品、今夜のおかずにいかがですか?
今回は「その調理、9割の栄養捨ててます!」の監修に携わった赤石定典先生に教えていただきました。
2018年4月2日(月)放送『ドデスカ!』女子ハピコーナーより